2013年TOP50第1戦が終了した。
最終順位は7位。
変化の激しい春だけあって、めまぐるしく変化していく状況下での試合となった。
自分のメインはシャローに差した魚。
しかし今大会本番では寒波の到来によって水温は日に日に低下し、狙いの魚は消える一方の展開となった。
初日は冷えはじめで少しのアジャストで対応でき、トップウエイト。
2日目もバイトは少ないながら、わずかに差し込んできた魚で何とか踏みとどまり、暫定で3位。
しかし最終日は猛烈な冷え込みで魚は消え、総合7位まで落ち込んでフィニッシュとなった。
悔しいのは初日2400gのビックと2日目の2500gのビックフィッシュ2本を活かすことが出来なかったこと。
ビックフィッシュ賞は初めて獲得できたが、正直うれしくない!!
俺はデカバスを釣るためにトーナメントを戦っているわけではなく、勝つために戦っている。
だからこそ2本のビックバスを仕留めながらも勝つことが出来なかった今回は悔しさ以外何もないのだ。
ビックフィッシュ賞を獲得できる魚を釣ったならば、そのアドバンテージは勝つチャンスであり、今回はそれを無駄にしたことが悔やまれる。
激しく変動するフィールドコンディションの最先端を掴む力を磨いていかなければいけない。
今回得た反省点をこれからに活かしていこうと思う。
優勝した澳原くん本当におめでとう&前日プラクティスの貴重な時間を削って僕のボートトラブルの修理に付き合ってくれてありがとう。
さて詳しい釣り方などを紹介していきたいところですが、今シーズンの僕のTOP50トーナメントトレイル全戦にカメラが同船し、釣り人社さんから発売となっているSERIOUSでDVDとなりますので、すべてはDVDで。
感触は・・・・
現段階で試合の状況は正直読めない。
季節がどのように変化していくのか??
ただでさえ気まぐれな春。
感触とかではなく、自分がどれだけトーナメントモードに入れるか?
初戦はそんなメンタル面が出だしを左右する。
2週間後の自分を調節していくプラクティスが明日からのオフリミットである。
準備する物が多いので、オフリミット中も時間が足りないくらいである。
とくに現在プロト段階の仮名『ディッシュワーム』が好感触で、河辺さんに試合用に流してもらわねば・・・・
今シーズンのラストマッチとなったジャパンスーパーバスクラシック。
苦しんだ2012シーズンでしたが、最後に大きな1勝を勝ち取ることが出来ました。
今回の旧吉野川は秋から冬へと移行するタイミングであり、バスがどこまでルアーを追える状態となっているかによってビックウエイト戦にもなれば、1匹に苦しむローウエイト戦にもなりえる天国か?地獄か?の狭間で行われたタイミングとなった。
プリプラ時はまさに天国!!!!
クリアアップした水質で、ウィードフラットに居る真黒なビックバスをサイトで簡単に食わせる方法を見つけており、楽に6~7キロは釣れていた。
プラスで水深のあるテトラ帯での冬バスの動きまで掴んでいた。
しかし迎えた前日プラクティス。
水温は変わらないものの、バスの動きが圧倒的に鈍くなっていた。
要するに冬ってことである。
それでも僅かながらウィードのブレイクに着くビックバスを確認。
エリアは減ったが食わせる方法も相変わらず効果的であった。
そして抑えの冬バスをチェックすると、反応は少ないがサイズアップしていた。
迎えた当日。
朝からビックウエイト狙いでウィードの釣りを展開。
9時半にキロアップを釣り、10時半にビックスクールを捕え、5連発!!
この時点で初日の4キロは捕獲済みで、さらなるウエイトアップを狙ったが、ここからは完全ノーバイト・・・・
そのまま帰着となったが、初日はトップウエイト。
2日目の展開をしっかりしないと帰着12時の短時間戦での勝ちはなかった。
迎えた2日目。
まずウィードの釣りからスタートするも、やはり反応はない。
ウィードの釣りをスパっと捨て、テトラの冬バスへ狙いをシフト!!
1ヵ所目で狙いは的中。
ディトレーターの鬼フィネスで、テトラの深い場所に落ちたバスを食わせていった。
結果3本掛けて2本キャッチ。
ウエイトは1676gでしたが、タフコンディションに加え、短時間戦の2日目はローウエイトで単日5位の成績。
結果、合計ウエイトでも2位と2キロ以上の差をつけて優勝となった。
釣り方としてはウィードエリアは、ホローベリーの1.3gジグヘッドでのリアクションミドスト。
テトラ帯ではエグジグ+ディトレーターのスーパー鬼フィネス。
不調だった2012シーズンだったが、最後の最後に2013へ繋がる勝ちを手にすることが出来ました。
なかなか見せ場をつくることが出来ませんでしたが、辛抱強く応援してくださるスポンサー様とファンの皆様に心から感謝いたします。
そして2013年、再びワールドチャンプを奪還しますので、応援よろしくお願いいたします。
『今を釣るのではなく』 『未来を予想する』事が勝ち抜くための最重要項目だろう!!
常に進化するバストーナメントの最前線に立ち続けることが、俺の使命であり、存在意義だ!!!!!!!
2013年、絶対に奪い返す!