戦いを終え3日が経ちました。ドっと疲れが出ていますが、未だにあの興奮が残っています。
今回のオールスターは2連覇の掛かった一戦でした。
プラクティスは計7日間。この広大な水域を駆け巡りました。
利根川・霞ヶ浦・北浦・さらにはそれに繋がる各流入河川と、トーナメントウォーターは日本最大であり、1週間という日程ですべてを周ることは不可能で、ある程度プラクティスの感触を頼りにエリアを絞っていく必要があった。
去年のプラクティスでは全く感触を得られず、本番中に見つけていく展開となりましたが、今年はその真逆でプラクティスでは非常に多くの魚に触ることができました。
しかしオールスターはやはり勝つことが最大の目的。
それを考えたときに、今回勝てそうなエリアとして利根川でのポテンシャルが圧倒的であった。
そして普段トーナメントで戦うことがない利根川での自分の知識は低く、それを補うためにプラクティスの後半は、ほぼ利根川に絞ったプラクティスとなった。
目標は2日間で9000~10000gと定め戦いに挑みました。
実際スタートしてからは、なかなか思うようにいかない展開となりましたが、そんなことは日常茶飯事であり、自然相手だけにそれを読むことは本当に至難の業で、読むことよりトーナメント中に感じていくことが何よりも強いことは誰よりも知っているつもりである。
そして感じとった時に迷うことなく実行することができるかが、運命を左右することも!!
今回のトーナメントでの最大のキーポイントは2日目、上流エリアで感じた魚の変化。そして決断したロングラン。ここがすべてのわかれめであったと思います。
すべての詳細は来月発売のBasser誌と12月に発売となる今大会のDVDでご覧ください。
Basser Allstar Classic2015 優勝
この勝ちは支えてくださるファンの皆様をはじめ、スポンサー様、会社スタッフ、そして今回初めてトーナメント会場に呼んだ両親と妹夫婦、自分の1番の支えである妻と息子達、2日間同じ船の上で戦ってくれた菱沼カメラマンとプレス北畠さん、快適な環境をサポートしてくれるV6マリンと艇庫を貸してくださるシズオさん、みんなに支えられての勝ちでした。
本当に心から感謝いたします。ありがとうございました。