青木大介 Official homepage

Columnコラム

トップページ コラム

Archive

TOP50第4戦桧原湖

2015-07-25

かなり遅くなっていますが、第4戦桧原湖のレポートをお伝えします。

第3戦を終えた時点で年間ランキングを5位まで追い上げて迎えた今大会。最低目標としてお立ち台!開幕戦で出遅れた分、上位陣とのポイント差を考えると、とにかく優勝に限りなく近い順位で終える必要があった。逆に中途半端な順位で終えた時点で年間優勝はなくなるという、後のない試合でもあった。

プリプラクティスではスポーニングが絡んでいたタイミングだったこともあり、短めのプラクティスでかなりザックリと湖を見た程度で終了。

迎えた前日プラクティスではシャローからディープまでを幅広くチェック。

しかし700g~800gの勝負となるスモールの反応はなかなか得られず、可能性のありそうな釣りとしては、シャローのサイトとディープフラットの釣り、さらに大川シャローの最奥に潜むビックラージも確認。スモールでのベースウエイトをなんとかまとめラージでき決める!!今回はラージが入らないイコール上位入賞はかなりきつく、年間レースも脱落の可能性大という状況での戦いとなった。

初日

2015桧原湖1

まずはサイズの良いシャローのサイトフィッシングからスタート。グットサイズのスモールが見え隠れするも、なかなか食わせられない。バッティングも多く、数匹のキーパーを釣ってディープへ移動。

今回メインとなった早稲沢沖8メーターラインに浮くと1匹目から800クラス!!これは粘るべきと考え、このポイントで船団の中、13:30まで釣りまくり、3800gまでウエイトを上げた時点で、狙いのラージスポットに移動。

2015桧原湖5

先行者が入っていたものの、最奥まで侵入していなかったのを確認し、入れ替わりで侵入。

カバーを探りならサイトで魚を探していると一瞬ラージがカバー際を横切ったのを発見。すかさず進行方向にテキサスリグをキャストすると、70Hエクストリュージョンにバイトが伝わってきた!!フッキングが決まりカバーにボートを寄せて無事ランディング!!キャッチしたラージは56cm2100gでビックフィッシュ賞となる魚であった。その後帰着となった。

初日の結果は5200gで単日2位発進となった。

2015桧原湖2

2日目

2015桧原湖3

この日からが厳しい勝負となると踏んでいたが、まさにその通りとなった。ラージに関してはすでに手持ちがなく、新たに探す展開となるため、やはりスモールでの3500g程度のウエイトは必需であった。まずは早稲沢沖8メーターからスタートしてポンポン釣ってリミットを達成。しかしここからが地獄であった。一回ポイントを離れ再び戻ってきたタイミングで風が変わり、自分の釣りがまったくできなくなってしまい、周りの選手に火だるまにされる始末・・・・ 結局リズムは全く戻ってこなかった。

 

2日目は2976gで29位。

2015桧原湖4

しかしながら初日の貯金が効いて、暫定成績は2位のままであったが貯金は使い果たした形となってしまった。

3日目

すべてを失った状態からのスタートとなった3日目。この日も早稲沢沖からスタート。数回のバイトを得るも何かいまいち。シャローに走ってみたりするるものの、厳しい時が流れる。そしてもう一度早稲沢へ。すると厳しいながらも魚を絞り出していけるようになり、リミット達成。さらに風も吹き始めたタイミングでベイトもリンク!!初日と全く同じパターとなり入れ替えを繰り返し、ラスト1時間で再びラージ勝負に挑んだが、この日は不発。

3日目は3476gで9位。

2015桧原湖7

3日間の総合成績は3位となった。

2015桧原湖8

結果的にはラージのアドバンテージを活かして上位に入ったといった見え方だが、ラージの貯金を使ってしまい3位まで落ちたという気分である。

しかしプラクティスの感触はかなり厳しかったので、なんとか凌いだ感はある。

最後に気になる年間暫定成績ですが、最終戦を残して2位まで浮上。

しかし1位の五十嵐とは28ポイント差と、驚異的な差となっている。やはり開幕戦での出遅れがかなり響いているが、五十嵐の強さも異常である。

ただ可能性がある限り全力で追っていくつもりだ!!

最後の舞台は北浦霞ヶ浦水系のビックレイク戦。最後までとにかく全力を尽くしますので応援よろしくお願いいたします。

2015桧原湖6

 

Back to Top