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D1カラー解説

2014-05-29

今週はロケにイベントなど、盛りだくさんの日程。その合間を縫って北浦戦の準備もしていかないといけません。

さて話は一気に変わって発売間もないDSTYLE第1弾のD1。各地での釣果情報やトーナメントでの上位入賞など、続々と嬉しい情報が入ってきておりますが、D1のカラーについての質問がいくつかありましたので、今日は解説していこうと思います。

D1のカラーラインナップは10カラーありますが、グリパンブルー・シナモンブルー・グリパンペッパーなどはD1に限らず、僕が愛用しているメインカラーとなっていますが、今回はこのカラー以外の解説をしていこうと思います。

ライトウォーターメロン

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 このカラーはバスアングラーなら一度は聞いたことがあるであろう『焼きメロン』である。ウォーターメロンは水中に入った時にシルエットが出やすい特徴があり、水中では光量が少なくグリパンに近いような色に見えてくる。その為、グリパンとの差別化をしっかりするためという理由で薄いウォーターメロンにしました。出番としてはウィードレイクでは絶対的強さ!!フィールド問わずウィードがある場所ではマストである。

ライトスモーク

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 極限までシルエットを抑えた色。スモークではなくライトスモークであるのは、とにかくバスからルアーを見えにくくさせるためで、プレッシャーの高い魚や、クリアレイクなどが出番であり、食わせの究極のカラーがライトスモークである。僕がサイトフィッシングなどをする場面での使用頻度は№1である。

ホワイトライトアンバー

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 ルアーの動きや位置をはっきり確認するために使用することが多いホワイトカラーですが、人間側から見えやすいカラーは魚からすると極めて嘘くさい色に見えている事が多く、このホワイトの嘘くささを消すための、クリア感のあるホワイトに生物感のあるライトアンバー。この組み合わせによってアングラー側からもルアーの位置を確認しやすく、さらに魚からも警戒されにくい生物感が出せる色合いとなっています。

チャートリュース

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 濁った水質のフィールドでは必要不可欠なカラーの一つであり、魚にルアーの存在をアピールできる最強カラー。しかしこのチャートカラーも自然界にはなかなか存在しないカラーであり、プレッシャーの高い魚には嫌がられるカラーである。しかしこのチャートカラーも透明感を出すことで生物感が出せ、見切られにくくなります。アピール力と生命感を両立させた絶妙なカラーです。

イエロー

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 バスルアーのカラーセレクトとしては非常に珍しい色ですが、とにかくバスの視覚に強烈にアピールする色がこのイエロー!!濁った状況でライトリグを魚に発見してもらいたい状況下や、クリアウォータでも食わせではなく威嚇でバイトを誘発できる色でもあります。なかなか使われていないカラーなので、驚異的な反応を得られる可能性の高いカラーです。

ブラック

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 ワームのシルエットをくっきり出すことができるカラーであり、クリアウォーターからマッディーウォーターまでオールウォーター対応可能な万能カラー。魚に対して自然に力強くアピールできるのがブラックです。

クリアコパーフレーク&ペッパー

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 DSTYLE開発担当のおじさんが希望したカラーです。僕の使用場面としてはライトスモークと同じような感覚ですが、このカラーの方がより存在感が弱く、食わせの究極の究極といった感じ。マッチザベイトとしてシラウオなどを捕食しているような状況下では抜群に効果的なカラーですね。

 

っと言った具合に各色解説していきましたが、フィールドや状況の違いによって的確なカラーをセレクトしていく事は釣果アップに大きく反映されてきます。より多くのカラーを用意しておくことでバリエーションも増えますし、状況に対して合わせやすくもなります。上記の解説を参考に皆さんの出掛けているフィールドに合ったカラーをいくつかセレクトしてローテーションしてみてください。

 

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